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2013年1月 1日 (火)

NHKスペシャル 「2013 世界とどう向き合うか」、素晴らしい!

本日、1月1日放送のNHKスペシャル 「2013 世界とどう向き合うか」、ご覧になりましたか?http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0101/index.html

これからの日中関係について、いろいろと考えさせられる番組だったと思います。

そして、関係改善のヒントも多く語られていたと思います。

ヨーロッパにおける独仏関係の歴史、民間レベルの若者たちのサブカル交流には希望の光が隠されていると思いました。

高校で世界史を選択されていなかった方には、独仏関係改善の象徴であるアルザス=ロレーヌ地方の取材レポが余りピンと来なかったかもしれませんが・・・昔々、現在のEUの前身であるECSC、EEC、ECといった機関が出現するまで、フランスとドイツは長いこと犬猿の仲で、しょっちゅう戦争ばかりしていました。その原因が、独仏の中間地帯にあって、石炭・鉄鋼を多く埋蔵するアルザス=ロレーヌ地方でした。すなわち、資源の奪い合いです。

第2次世界大戦後、あのような惨劇を2度と起こさないようにするために、ヨーロッパ人たちは、長きにわたって紛争の火種となって来たアルザス=ロレーヌ地方の石炭・鉄鋼をESCSというヨーロッパの国際機関のもとで共同管理して行くという知恵を産み出しました。

そういった努力だけではなく、最近では共通の歴史認識に立った統一された歴史教科書をフランス語とドイツ語で発行し学校で教育して行くという努力や、常にフランス語とドイツ語でコミュニケーションするような努力をしている姿が紹介されていました。

これすなわち、尖閣諸島問題でギクシャクしている日中両国の関係改善のための考えるヒントですよ・・・という番組からのメッセージでした。

それから、現代の中国の若者がネットで日本のアニメを見て日本語を覚えたり日本のサブカルチャーに触れたりして、日本に関する素の情報がある程度中国の若者の間で認知されている今は相互コミュニケーションのチャンスだとも・・・。

とっても良いことを言っていると思いました!

でも、惜しい!

ベクトルは正しいと思うのですが、「中国の若者が日本のアニメを通して日本のことを知る・理解する」という中国⇒日本という流れだけでは”相互”理解にはならないと思うんです。

「日本の若者が○○○○○○を通して中国のことを知る・理解する」という日本⇒中国という流れもないと、日本⇔中国という”相互”理解には繋がらないと思うんですよね。

この○○○○○○のところ、私は、テレビドラマを推したいと思っています。

テレビドラマは社会を映し出す窓です。

向こうの社会の”今”を知るには打って付けのツールです。

ほんの2~3年前の中国のテレビは確かに日本人が積極的に見たいと思うようなものは少なかったと思いますが、2010年あたりから大きく状況が変わって来ました。

香港や台湾の人材が中国の制作現場に参加する機会が増え、また、両岸三地のプロジェクトも増え来て、急激にクオリティが上がって来ています。

その典型例が先般BSジャパンさんで放送されたばかりの「宮廷女官 若曦(じゃくぎ)」原題:歩歩驚心)です:http://jyakugi.com/

日本での放送でも女性を中心に大変大きな反響がありました。

女性のアンテナは敏感ですね。

韓流ブームの先陣をきったのも女性でした。

サッカー・ワールド・カップ日韓共催と韓流ドラマ・ブームがキッカケとなって、それまでギクシャクとしていた日韓関係が急に緊密化して行きましたね。

今では、昔の日韓関係ってどんなだっけ?と過去を知らないK-POP大好きな若者も大勢いると思います。

記憶は風化します。時間の流れが人々の認識を変えて行きます。

何百年と憎しみ合って来たフランスとドイツが、戦後の相互協調の努力によって、今やEUの中核を担っています。

フランスとドイツがかつて犬猿の仲であったということさえ知らない日本人も多くなって来ているかと思います。

初めの一歩は相手のことを知ろうとする努力にあると思います。

そのツールとして、アニメやテレビドラマなどのサブカルチャーが果たす役割は大きいと思います。

難易度の低いところから始めて徐々に他の分野に Spill Over して行く。

戦後ヨーロッパで60年にもわたって行われてきた共同体の実験の軌跡に、我々東アジア人も大いに学ぶところがあると思います。

そんなことを考えさせられた本日のNHKスペシャルでした。

弊社アジア・リパブリックとしては、いま中華圏ではこんなに面白いドラマが作られるようになったんだよ~、こんなに素晴らしいドラマの脚本を書く若手クリエイターが出て来るようになったんだよ~というように、良作ドラマを紹介し続けることによって、日本と中華圏の相互理解に貢献できればと思っています。

では、2013年もどうぞ宜しくお願いします!

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