「宮廷女官 若曦(じゃくぎ)」(原題:歩歩驚心) 第26話、李徳全の死、歩歩驚心
物語が雍正帝の時代に入りました。起承転結の”転”です。皇子たちの呼称も変わって来ます。
本日のエピソードの前半は、第十三皇子ファンの方お待たせしました!呼称が変わって怡親王(いしんのう)が久々に長めの映像、雍正帝(第四皇子)と若曦との3人の会食、
その後、怡親王&緑蕪(りょくぶ) 、雍正帝&若曦それぞれのラブ♡なシーンというように平和的で静かな描写で始まりましたが、エピソードの後半は嵐が・・・
先ずは、先帝の康熙帝に長年仕えていた李徳全が雍正帝の命によって毒殺されます・・・。しかも実際に手を下したのは、李徳全のもとで腹心として働いていた王殿!良い上司と部下という関係だった二人なので、王殿が毒の入った酒を李徳全に差し出すシーンは胸が痛みました・・・。若曦は李徳全の死後1年間、その死を知らされないのですが、それを知った時に彼女は・・・。
ちなみに、この李徳全の役者さんは他のドラマでも李徳全を演じていたりするんですよ(笑)。中国歴史ドラマって時々こういったことがあるんです。
「死にかけの隼(はやぶさ)は誰が手配したのか?」の答え、わかりましたね?今まで○様ファンだった方、驚愕だったかと思います。実はこの人、本当はおっかない人なんです。歴史本なんかでは恐怖政治をやった皇帝として紹介されていたります。
さて、本日、玉壇のセリフの中に”歩歩驚心”と言っているところがあったのに気付いた方いらっしゃいましたでしょうか?
雍正帝の代に入って、宮廷のあちこちで粛清が行われるようになり、女官までもが見せしめの体罰を受けるようになり、宮廷内を歩くたびにハラハラする・心が痛むという文脈で言っていました。
”歩歩驚心”というコトバ自体は特に四字熟語・成語というわけではありませんが、このドラマによってメジャーになったコトバです。邦題をつけるにあたっては非常に頭を悩ませましたが、12月5日の最終回のあたりに邦題秘話については改めてお話したいと思います。
さて、第十四皇子ファンの方もお待たせしました!大将軍王の帰還です。遠征中にずいぶん男っぽく精悍になりました。
が、早馬で帰還するシーンのCGと言ったらお粗末で・・・放送用にはかなりカットさせて頂きました(笑)。このドラマ、全般的には突出した出来栄えなのですが、CGだけは何故かお粗末。蓮のシーンや、草原で乗馬をするシーンも何故ぇ~というぐらい(笑)大将軍王の帰還は非常に大事なシーンだったので、印象を悪くしないために短めにカットしてあります。
しかし、あの足蹴り見ました?役人がブっ飛びましたね。かっけぇ~
最後に、本日のエピソードのトリは緑蕪でした。
妓女(ぎじょ)出身ということで宮廷内で蔑まれていた緑蕪は・・・。(明日に続く)
緑蕪と娘の回想シーンに涙ホロリです。くぅぅぅ
今後、エンディング曲の歌詞がどんどん心に響いて来るようになると思います。
これから毎日ティッシュをお手元に御用意ください
。゜゜(´□`。)°゜。
明日の放送もお楽しみに!
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「歩歩驚心」・・・本編全てを通じて、玉檀のこの一言だけですね。
印象深いシーンでした。
それにしても、今日の玉檀、いつにも増して儚げで、キレイ
手が震えるところとか、未来を暗示してて・・・(自粛)
李徳全ですが、最後の台詞、泣きました。
「让奴才有机会继续侍奉先帝」
かっこよすぎでしょー。
最初から最後まで、李徳全【らしい】振る舞いで、
イヤらしい宦官のイメージを吹き飛ばしてくれました。
浣衣局の張公公みたいな人を想像してしまいますからね。
李徳全は大好きなキャラの一人です。
今日は、字幕にも感激。
このブログで社長から聞いていましたが、
第十三皇子→怡親王(第十三皇弟)
になってましたね~。
確かに、十三皇子の台詞でも
自分のことは「臣弟」、
皇帝のことは「皇兄」
(先帝のことは「皇阿玛」って呼んでましたが)
に変わってました。
呼び名も注目すると、深いなって思います。
投稿: 小新LOVE | 2012年11月20日 (火) 12時51分
はじめまして。
ドラマも社長さんのブログも楽しませていただいております。
私は韓流ドラマにははまりきれず(‘ホテリアー’だけは全部観ました)、専ら中国ドラマや映画を鑑賞してきました。
宮廷女官若曦のことを書かれている様々なブログも楽しんでいますが、コメントをよせるようなことはしませんでした。が!今回は私の大好きな李徳全様がお亡くなりに!!!
しかも四爺(陛下なんて呼んでやるものか)に毒殺!…で、ついついコメしたくなりまして…。
李殿、あんなに先帝に誠心誠意仕えて若曦にも目をかけてくれてたのに…。
最期の言葉の「陛下の恩情に…これでまた先帝に…」って、精一杯の皮肉ですよね。
私は今まで派閥には興味はなかったのですが、李殿の件では四爺は完全に私の敵になりました…。
こんな展開になってしまいましたが、ドラマはこれからも楽しみにしています。(ティッシュ常備で)
社長さんのブログの更新も楽しみにしています。
投稿: ちゅん | 2012年11月20日 (火) 13時09分
4皇子、正直怖い、怖すぎます。。
ジャクギには優しいのに、、、、
やはり、母親の愛情を受けて育たないと、、、こんなふうになるのでしょうか?
世の中には母親がいなくとも、心優しく育つ方も多いなか、実母が居て愛情が得られないと、子供として
悲しいですよね。私の好きな14皇子
そのてんまっすぐで本当に心の底から優しくおおらかにえがかれていて、とても嬉しいです。。。。14皇子がたくさん見たいです。いつもいろいろ情報をのせて頂いてありがとうございます。。。
投稿: 靖子 | 2012年11月20日 (火) 13時47分
小新LOVE様、メッセージ有難うございます。
お、”歩歩驚心”、聞き取ってらっしゃいましたね!
李徳全のあのセリフはカッコ良かったですよねぇ。
さすが忠臣の鏡!康熙帝もあの世で喜んでおられることでしょう。逆に、第四皇子に関しては激怒しておられると思いますが・・・
はい、字幕に関してはいろいろと細かいところにもコダワってやらせて頂いております。DVDなど永遠に形に残ってしまいますしね。
何よりも、この作品を大切にしたいという気持ちからです。(弊社のどの作品も大切に扱っていますが、何せ初めて取り組む歴史ドラマだったので)楽しみながらやっています。
明日の放送もお楽しみに!
投稿: アジア・リパブリック | 2012年11月20日 (火) 14時01分
ちゅん様、メッセージ有難うございます。
初の書き込みには勇気がいったかもしれませんが、歓迎です。
李徳全、私も好きなキャラクターでした。康熙帝への忠誠心と、ジャクギに対する思いやりと。このドラマでは非常に良い描き方をされていますね。
最後のセリフも良かったです。
実は、ジャクギは李徳全の死後1年間、その死を知らされていないんです・・・それを知った時のジャクギは・・・
明日からの放送もお楽しみに!
投稿: アジア・リパブリック | 2012年11月20日 (火) 14時07分
靖子様、メッセージ有難うございます。
同じ母親から生まれた第四皇子と第十四皇子ですが、性格がまったく違う二人。
片方は親の愛情を一身に受け、片方は忌み嫌われ・・・。
子育て論にも出来るポイントですよね。徳妃の心痛がこれから描かれて行きます。
今後の放送もお楽しみに!
投稿: アジア・リパブリック | 2012年11月20日 (火) 14時10分
……全てが辛いです。
それぞれの立場になったら、そう振る舞わざるを得ないってのでしょうかね。
前に十四爺が言ってましたよね、立場が違うだけと…。
奪った皇位で遊び放題なら許せないけど、頑張ってるから否定ばかりできない…。
難しくて眉間にシワが増えました。
私も心穏やかに過ごしたい。
十三爺の側室許せな~い(`□´)
ジャクギちゃんに支えてもらってたくせにさぁ~!
明日も待ってます。
投稿: sima | 2012年11月20日 (火) 16時44分
本日の回を見終わりました。
側室一派、許せん!!と怒りながらの書き込みです。
緑蕪さん、今まで見ながら没落した貴族の娘かなぁって思っていたのですが、両親の墓(?)の前での呼びかけで、その思いは強まりました。
庶民は「父上、母上」って呼びかけませんよね。
もしかしてすでにどこかで説明あったりする??
予告(?)で、若㬢が側室の胸倉をつかんでいるシーンに期待大です。
第十四皇子みたく蹴飛ばせ~!
途中から若㬢の髪型変わりましたね。
”妻”の立場になったから飾りも変わったのでしょうか? 正式には今の立場はどうなっているのでしょうか?
王殿は「若㬢さん」って呼びかけているから正式な妻にはなっていないような…
投稿: ねこたま | 2012年11月20日 (火) 22時17分
ねこたま様、メッセージ有難うございます。
スルドイ!
緑蕪の生い立ちについては後に○○から語られることになります。緑蕪は実は相当に○○な家系の出身であったことが明らかになります。これまた泣かせる背景デス。
今後の放送をお楽しみに!
投稿: アジア・リパブリック | 2012年11月20日 (火) 22時24分
はじめまして。
ドラマと共にブログを楽しく見させていただいています。
華流ドラマはあまり見た事がなく、母がたまたま番組表で見つけたのがきっかけで見始めました。(運よく1話から!!)
よくぞこんな素晴らしいドラマを見つけてきて下さいました!!
毎日スゴク楽しみで、残業にならないよう仕事をせっせとこなし、定時で帰って見ています。
同僚にもおススメし、職場でも家でも毎日ジャクギの話ばかりしています。
DVDも早速予約しました。
ノーカット版で早く見たいです。
ずっとトキメキながら見ていましたが、今やトキメキだけでは見られなくなり、ハラハラ感が勝ってきました。
みんなに幸せになって欲しいのですが・・・
最後まで目が離せないですね。
先が気になって本が出ていないか探していますが出ていないのでしょうか?
ぜひ読んでみたいです。
投稿: 英 | 2012年11月20日 (火) 22時32分
葵様、メッセージ有難うございます。
Welcome to 華流 world !!
お褒めのお言葉、嬉しく思います!こういったお言葉を頂戴すると、買付けた甲斐があったナァとつくづく思います。
DVDも御予約くださいまして誠に有難うございました!
素敵なパッケージ・デザインになっていますし、何しろノーカット完全版ですので、2度美味しいと思います。
年末年始は再びあの皇子たちに会いに行って下さい。皇子たちも日本のファンがこれだけ心待ちにしてくれているのを知ったら、きっと喜んでくれると思います。
原作本の日本語翻訳出版ですが、サントラCD同様に別権利になりますので、出版社さん次第ということになりますでしょうか、、、自分も中国語⇔日本語対訳版を出したら中国語の学習書にもなるし良いのでは?と思うのですが、何せ出版不況が故、なかなか実現が難しく、、、
ドラマを御覧になっている方で出版関係の人いませんかぁ~??ナンテ(笑)
それでは明日の放送もお楽しみ下さい!
投稿: アジア・リパブリック | 2012年11月20日 (火) 23時24分
いつも驚心しながら楽しくドラマを見ております。
私は④様13びいきなので
④様の苦悩に同情しながらいつも見ております。
李公公も14母に脅されて
口外しようとしなければ
殺される事もなかったでしょうし。14母の普段からの差別は酷いと思います
少しでも油断すると身内からでも引きずり落とされる孤独な立場の皇帝だから
若曦ももっと④様を理解して癒してあげればいいのにと思います…
無理でしょうが
まぁ、そんな若曦だから
④様や他の皇子も惹かれるのでしょうね
投稿: Camille* | 2012年11月20日 (火) 23時42分
Camille*様、メッセージ有難うございます。
お、”驚心”の使い方、正しいです!(笑)
毎日ハラハラさせられますよねっ。
しかも最近は一つのエピソードに話題が満載!目を離せない展開です。
Camille*さんは四様贔屓なのですね!このドラマで雍正帝はファンを増やしましたナァ~(笑)
これから酷な面がどんどん出てくるのですが、嫌いにならないであげて下さいね。ナンテ
明日の放送もお楽しみに!
投稿: アジア・リパブリック | 2012年11月20日 (火) 23時52分