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2011年5月 9日 (月)

長谷部誠、内田篤人、加藤嘉一

ゴールデンウィーク前後、彼らに関する本を読みました。

この3人の共通点は、静岡出身者で海外に羽ばたいて行った若者であるということ。

長谷部誠と内田篤人は御存知のようにサッカー日本代表の選手にして現在ドイツのブンデスリーガで活躍しているサムライ。

◆長谷部は静岡の中部、島田市生まれの27歳(1984年)、サッカー名門校の藤枝東高校出身、Jリーグ浦和レッズを経て、2008年1月~ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルグへ移籍。日本代表チームでは、先の南アフリカ・ワールドカップとアジア大会でキャプテン。

◆内田は静岡の東部、田方郡函南町(たがたぐん・かんなみちょう)生まれの23歳(1988年)、これまたサッカーの名門校の清水東高校出身、Jリーグ鹿島アントラーズを経て、2010年7月~ドイツ・ブンデスリーガのシャルケに移籍。シャルケは先の欧州CLで準決勝まで進み、内田は日本人初のベスト4進出。

◆加藤嘉一はTXワールド・ビジネス・サテライト(WBS)にも出演した最近注目のチャイナ・ウォッチャー(観察者)。奇しくも内田と同じ出身地、静岡の東部、田方郡函南町生まれの27歳(1984年)、中学・高校は山梨学院大学付属、その後単身中国に渡り北京大学⇒北京大学大学院卒業。現在、中国で最も知られた日本人として、中国メディアでの発言が注目される。

最近、日本の若者が全般的に内向き志向で海外旅行にも行ったことがない・興味もないと言われている中で、静岡出身の80后(パーリンホウ。中国で1980年以降に生まれた若者のことを指すコトバ)のナント元気なこと!

ゴールデンウィークの前後に彼らに関する本を読んでみました。

◆長谷部誠 『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』(幻冬舎)

◆内田篤人 『夢をかなえる能力』(ぱる出版)・・・これは本人の執筆ではありません。

◆加藤嘉一 『中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか』(ディスカバー)

『心を整える』は、昨今の出版不況の中にあって(特に震災後)、28万部を超えるベストセラーになっています。サッカー日本代表が先のWC南ア大会で善戦、アジア大会で優勝、そのキャプテンを務めた長谷部誠の初の書き下ろしというタイムリーさと、「勝利をたぐり寄せるための56の習慣」「プロサッカー選手 初の自己啓発書」「誰もが実践できるメンタル術!」というキャッチ、「著者の印税は全額 東日本大震災の義援金に寄付」という殺し文句、こういったマーケティング・プロモーションが功を奏しているのだと思います。幻冬舎さんの商品開発・マーケティング力には脱帽。が、本書の内容は、今までのサッカー選手本と同様の、選手の自叙伝・ヒストリー的なものでして、(宣伝や目次の)切り口によって内容の見え方を変えているものだと思います。でも、サッカーの技術では他の選手と比べて光るワザを持っているわけではなかった彼がなぜドイツで活躍するまでになり、日本代表のキャプテンを務めるまでになったのか、非常に興味深いテーマでした。所属するチームに足りないものを即座に見抜く才能と、自らそれを埋めようとするガッツと能力。チーム・スポーツには欠かせない存在。「小ウルサイ、超真面目=長谷部る」と後輩たちにいじられているという小話も面白かったです。ところで、「著者の印税は全額が義援金として寄付」となっていましたが、それは定価の5~10%程度だと思いますが、残りはそのまま出版社さんの取り分なんでしょうかね??

『夢をかなえる能力』も選手のヒストリーを著わした本ですが、残念ながらシャルケに移籍する前までの履歴になっています(おそらく、日本人初のベスト4進出となったことで注目度抜群ですから、続編的な本が出版されるものと思います)。内田選手の面白いのは、小学~中学の間は静岡でもまったくの無名だったのが(静岡県東部は静岡の中でもサッカー後発地域)、清水東高校で恩師と出会って開花するも、やはり目立ったワザを持っているわけでもなく、ややもすると埋もれてしまうところ、シャルケで活躍するまでの人材になったというのが不思議なところ。一環して本で書かれているのは、内田選手のサッカーに対する情熱と、素直に人の意見を聞く態度と、たゆまぬ努力、そして、やはり”何かを持っている”人であること。何かヒョウヒョウとしたイメージでした。面白かったです。

『中国人は本当にそんなに日本人のことが嫌いなのか』はエッセイ的な感じで読めました。ワールド・ビジネス・サテライト(WBS)等での加藤氏の発言の背景が理解できました。また、加藤氏の人とナリがわかったような気がします。ベクトルが自分と似通っていると感じました。子供の頃から世界地図を見るのが好きで、外の世界・外国に興味を持ち、将来の夢は外交官になりたいと思っていて、英語を習得した後に中国語へ、、そんなこんなで現在は、中華圏と日本をつなぐ仕事をしている・・・。さて、本書、惜しむらくは、発行日が2011年3月20日にもかかわらず、例の大事件=尖閣諸島沖船舶衝突事件についての観察(中国での動き)がほとんど書かれていないこと。餃子事件については多くの紙面が割かれていたのですが、今もっともタイムリーに(といっても、ちょっと古くなりつつありますが)知りたかったのは尖閣諸島事件についての中国での反応だったので、残念。たぶん、この題材だけでも1冊は書けてしまうだろうので、次号を待つ格好でしょうか。

ということで、長々と、静岡出身の80后の若者についてのお話でした。静岡って保守的な土地柄なので反動で外を目指す人材を輩出しやすいんでしょうかね?(笑)

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