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2009年11月

2009年11月23日 (月)

NHK 教育テレビ ETV特集『ピアニストの贈り物 ~辻井伸行・コンクール20日間の記録~』

http://www.nhk.or.jp/fm-blog/050/29793.html

今月上旬、大学の時のゼミの集まりがあったのですが、自分は仕事の関係で参加できなかったんですけど、皆が気を遣って会場から電話を掛けて来てくれまして、こういうのって有難いですよね、とても嬉しく思いました。

その一人、NYから一時帰国していた友人が、自身が番組ディレクターを務めたというETV特集『ピアニストの贈り物 ~辻井伸行・コンクール20日間の記録~』が11月22日に放映されるからぜひ観てくれよな、ということだったので、昨日はNHK本体でやっていたNHK特集「チャイナパワー第1回 “電影革命”の衝撃」と立て続けに視聴しました。

自分はそんなに熱狂的なクラシック・ファンではないので、友人に言われなければ観ていなかったかもしれない番組なのですが、実際、このドキュメンタリーは観ておいて良かったな、と思いました。

というのは、辻井伸行さんのヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの軌跡自体は大変素晴らしいもので絶賛に値するものですから、受賞当時は日本のメディアでも大量に報道されていましたが、他の候補者・受賞者については余り報道されていなかったので、自分は大変重要なポイントを把握していなかったことを発見しました。

コンクールに受賞した3人がすべて東アジア出身者だったってことです。

第1位は日本の辻井伸行さんだけではなかったのですね。中国上海出身のZhang Haochen という青年も受賞していました。

第2位は韓国出身のSon Yeol Eumという女性。

第3位は該当者ナシ。(第1位受賞者が二人いたからですかね?)

ヨーロッパ起源のクラシック音楽コンクールの一つ、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールコンクールですから、もちろんブルガリア・ロシア・イタリアなどのヨーロッパ勢も勿論活躍していましたが、今回の受賞者が全て日中韓の北東アジア地域から輩出されたなんてスゴイことではありませんか? このポイントは、メディアでもっと報道されるべきだったのではないかと思います。 

もう一つ驚いたことは、中国と韓国の受賞者は英語が堪能だったこと。Zhang HaochenもSon Yeol Eumも楽団と英語でコミュニケートし、メディアのインタビューにも英語で答え、受賞スピーチも英語でした。

あらためて、中国・韓国の教育レベルの高さを知らされたました(まあ、一部の人ではあるかと思いますが)。

という感じで、他の人とは違った視点で、この番組を観ていた自分でした。

この番組のディレクターを担当していた友人に感謝です。

NHK特集 「チャイナパワー第1回 “電影革命”の衝撃」

http://www.nhk.or.jp/special/onair/091122.html

まさに「衝撃」でした。

中国政府の肝いりで建設された北京の撮影所施設は圧巻でした。

それから、CGでイメージ化されていた中華映画マーケット・中華映画人の”うねり”のフローは正に自分が肌で感じている通りでした。

日本ではなかなか感じられないと思いますが、東アジア地域、グローバルな現場では、中華パワーが龍のごとしで、ヒトもカネもどんどん吸い寄せられて行っています。

NHK特集では、タイでの中華コンテンツの人気ぶりと中国語学習熱についての映像も流れていましたが、正にそんな感じです。韓流もそうでしたが、東アジアでのムーブメントは西から東へ、日本にはいつも遅れてやって来るものなので、いずれ目に見えて来ることでしょう。

2009年11月20日 (金)

EU大統領!

http://www.asahi.com/international/update/1120/TKY200911200004.html

歴史は進化する。

歴史は常に前へ前へと動いていていますね。

ヨーロッパ地域は、とうとう「EU大統領」を輩出するまでに到りました。

欧州統合約60年の歴史の結実です。

初代大統領には、ベルギーのファンロンパウ氏が選出されました。

「なぜイギリスのブレア氏ではなく、国際的な知名度のほとんどないベルギー人?」という疑問も多いようですが、自分的には「やはり」と。

イギリスは、EUの前身であるESCS, EURATOM, EEC, ECの原加盟国ではなく、1973年に加盟した後発メンバーで、先発メンバーとは約20年の開きがあり、また未だにユーロにも参加しておらじ。

ベルギーは、フランス・西ドイツ・イタリア・オランダ・ルクセンブルグとともに、ESCS, EURATOM, EEC, ECの原加盟国の一つで、フランス・西ドイツという大国の間を取り持って、欧州統合の発展に寄与してきた名プレイヤー。そして、ベルギーの首都ブラッセルにはEU本部が置かれています。

EUの象徴となる初代EU大統領がベルギーから輩出されたことは自然な流れかと。

さてここで、我々東アジアに目を向けてみて、もし東アジア共同体が発足してEUのように進化した場合には、どこの国から出てくるでしょう?と考えてみた場合、既にASEAN10の中核プレイヤーとして活躍しているシンガポールあたりでしょうか。人口500万人の小国家ですが、既に国際頭脳都市としてのアイデンディティーを持っていて、ニュートラルに大国間の調整役を果たすのではないかと。

まあ、東アジア共同体もできてもいない現在、こんな話をしてもしょうがないのですけどもね(笑)。EUの場合、初期のEECの段階から、加盟国は地域国際機関に委ねた方がうまく行くであろう機能を徐々に徐々に委譲して行って、実際的に蜘蛛の巣のように地域ネットワークが築かれて行って、現実的に地域内での結びつきが強くなって行くということを(機能主義・新機能主義)、何年もかけて積み重ねて層を厚くして来たわけですが、東アジア共同体構想は、今は、機能よりも、形・器の方ばかりがフォーカスされている印象で。

逆に、”機能的”には、経済面で中華ネットワークがどんどん深化・進化しています。華人によるヒト・モノ・カネ・情報が大中華圏をぐるぐる回っているというイメージです。日本はどうなるでしょう?

2009年11月17日 (火)

日台稲門会

http://www.waseda.org.tw/jp/nittai/newsl/nl16.pdf

米国は東アジア?

先週後半は、オバマ大統領の来日、シンガポールでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議と、大きなイベントが続きました。

米国の東アジア戦略強化が鮮明だったのですが、正直、「米国はEast Asia(東アジア)のメンバーだ」というのはピンと来なかったんです。広域の「Pacific Rim(環太平洋)」「Asia Pacific(アジア・パシフィック)」ならまだそうなんでしょうけれども、一つの地域と言うには、地理的(物理的距離)にも文化的にも遠い感じがします。ヨーロッパのEU域内は飛行機で大体3~4時間以内で移動でき、ヒト・モノの行き来が物理的に容易。でも、太平洋を隔てた米国は、東京からだと、ハワイで8時間、西海岸のLAだと9時間半。頻繁に行き来するのは難しいです。

米国は大西洋国家だと言ったり、太平洋国家だと言ったり。。。

今後の日本は、日米同盟も大事だし、東アジアとの付き合いも大事だし、バランスある采配が難しいところです。

ここで、EUの中のイギリスの立場の歴史がヒントになるかもしれません。

EUの前身であるECSC, EEC, EURATOM, ECは1950年代から動き出していましたが、原加盟国はフランス・西ドイツ・イタリア・オランダ・ベルギー・ルクセンブルグの6ヶ国で、イギリスは含まれていませんでした。イギリスが加盟したのは1973年になってからで、約20年間、蚊帳の外でした(今でも欧州共通通貨のユーロには参加していません)。イギリスはヨーロッパ大陸組から見ると、海を隔てた島国で、同じ英語を話す米国の「トロイの木馬」になりかねないとして敬遠されていました。特に、フランスのドゴールがイギリスの加盟に何度も難色を示しました。

イギリスと日本の立ち位置、なんとなく似ていませんか?(英語はネイティブではないですけどね・笑)

東アジア共同体のカバーすべき地域についは、各国の思惑で、意見が分かれています。ASEAN10が入ることはほぼ異論がないようですが、このASEAN10に中・韓・日3カ国だけを加えたいとする中国と、この13カ国に更にインド・オーストラリア・ニュージーランドを加えたいとする日本の思惑と。更には太平洋の向こう側から加わりたいとする米国の思惑と。

このまま各国の意見がまとまらないまま、でも実際の経済では、華僑ネットワークを背景に、中華圏がどんどん網のように結びついて行き、気づいた時には日本は取り残されていた・・・なんてこともあり得ないでもありません。中華グループは日本なしでも中国大陸と密にしていれば経済成長できると踏むかもしれませんが、日本が万が一東アジア・ネットからはずされるようなことになったら大変なことです。更に輪をかけて、米国にも見捨てられるようなことになったら。。。オバマ大統領はAPEC会談の後、中国に立ち寄っていますが、日本滞在よりも長い時間をかけていますし、大変気になるところです。

歴史的転換期に立たされています。 

『九月に降る風』が 新文芸座の年末特集「シネマカーテンコール2009」に選出されました

シネマカーテンコール2009
世界の感動と涙、笑いとサスペンスをあなたに

http://www.shin-bungeiza.com/schedule.html

http://yuzufilm.seesaa.net/article/132976725.html

http://www.9wind.jp/theater/index.html

12月27日(日)のみの上映になります。

ノーボーイズ、ノークライ』10:00/14:15/18:30

『九月に降る風』12:15/16:30/20:45

*12月27日(日)の一日限りの上映です。東京地区で見逃した方は、ぜひこの機会に!台湾映画の秀作です。

「7のチカラ割引」が有ります:韓国と台湾の両方に渡航歴のいある方は777円!(要証明。パスポートなど)

2009年11月10日 (火)

追伸

ベルリンの壁崩壊20周年記念に東アジアの平和を・・・と書いたのも束の間、先ほど、北緯38度線で2分間ほど韓国と北朝鮮の銃撃戦があったというニュースが入って来ました。

まだまだ遠い道のりのようです。遺憾です。

ベルリンの壁崩壊 20周年の祭典に 東アジアを想う

http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2009110998398

自分は1989年の春に大学を卒業しましたが、その年の秋(11月)にベルリンの壁が崩壊し、翌年1990年の秋(10月)に東西ドイツが再統一を果たしました。

大学時代には、ヨーロッパの国際関係と欧州統合についてのゼミに入っていましたが、こんなに早期のドイツ再統一を予想した人は誰もいませんでした。本当に”突然”やって来た歴史的なイベントでした。

その当時、欧州統合は西ヨーロッパ地域のみの現象でしたが、今や旧ソ連下の東ヨーロッパをも含む27カ国をカバーしています。その道程の中でも、ベルリンの壁崩壊と東西ドイツ統一の与えた影響は大きいものでした。ヨーロッパ地域は、第二次世界大戦後の冷戦構造から抜け出して、新しいヨーロッパ世界を築いています。

方や、我々が所属する東アジア地域には、未だに冷戦の爪あとが残ってしまっています。南北朝鮮の再統一はいつになったら実現することでしょう?現在世界に波紋を投げかけている北朝鮮の問題を目の当たりにし、朝鮮半島の平和が早期に実現することを切に望みます。

東西ドイツが再統一して来年秋で満20年になりますが、平和ムードの一方で、東西の経済格差の問題が深刻化しています。新生ドイツでは、富が西に集中し、東が困窮している構造になってしまっているので、社会不安が広まっているようです。

朝鮮半島が統一したとしても、韓国と北朝鮮の格差問題はドイツ以上のはずですから、相当な覚悟が必要でしょう。朝鮮半島の当事者たちの努力だけではなく、東アジア地域メンバーのサポートと世界機構のサポートが必要不可欠でしょう。

東アジア地域の平和的インフラなくしては、東アジア地域に住む我々の将来の経済的・社会的発展は危ぶまれてしまいます。

「ベルリンの壁」崩壊20周年の祭典をテレビで見て、朝鮮半島「北緯38度線」のことを想わずにはいられませんでした。

2009年11月 4日 (水)

「アーティスト・ファイル 台湾」 (キネマ旬報社)

http://www.kinejun.com/syuppan/photo/pop_artist_file.html

台湾エンタメの今がわかるバイブル!

弊社の方でもお手伝いをさせていただきました。(特にC-POPとHua Liu Prince関連です)

2009年11月 1日 (日)

全日空、沖縄貨物ハブ計画を始動

東アジアがどんどん近くなる。

http://news.biglobe.ne.jp/economy/651/jjp_091027_6510208446.html

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200909300034a.nwc

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-137033-storytopic-4.html

沖縄貨物ハブ化は正しい戦略だと思います。東アジア地域の更なる発展のためには、地域間のヒト・モノ・カネ・情報の活発なやりとりを支えるインフラ整備が重要ですが、”モノ”の部分で大いに貢献することでしょう。今までは沖縄の物産などは一旦羽田を経由してからアジアに出荷していたようですから、なんとも時間とエネルギーとコストの無駄遣い。沖縄は日本の中で、地理的に東アジアのおヘソに一番近い場所なので、自然な流れかと。しかも、沖縄の地元経済も活性化できるので、一石二鳥でしょう。

”ヒト”の部分については、羽田のハブ化にかかっていると思います。東アジア域内は、日帰り出張ができる交通インフラを!

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