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2009年10月

2009年10月25日 (日)

東京国際映画祭2009 東アジア映画

映画祭のお楽しみ、映画で世界旅行。

東アジア共同体の隣人たちの国を、北から南に旅行してみました。

■中国:「天長地久 Heaven Eternal, Earh Everlasting」(永遠の天)

http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=9

中国の現代劇もの映画もここまで進化したか!と目から鱗の体験をした映画でした。編集に少々難アリのところはありましたが、真的没有”土”的感覚。ありがちなダサさを感じませんでした。と思ったら、リー・ファンファン監督はニューヨーク大学で映画を学んだ人で、撮影監督は同大学出身の西方人の好朋友。記者会見で中国の若い記者がコメントしていましたが、「自分たち中国の若い世代を等身大で描いてくれた初めての映画だ!」。エポック・メイキング的な作品になるのだと思います。東京国際映画祭がワールド・プレミアということですが、SARSを描いた部分は、果たして中国での劇場公開の時には中国当局のセンサーシップを無事通過することができるでしょうか。中国の現代もの映画はこれからどんどん進化して行くんでしょうね。目が離せません。

<TIFF press conference>

http://tiff-jp.net/report/daily.php?itemid=1271

http://tiff-jp.net/report/daily.php?itemid=1252

1) http://www.youtube.com/watch?v=WbdPaSjbyIw&feature=related

2) http://www.youtube.com/watch?v=6--JONYSR74&NR=1

3) http://www.youtube.com/watch?v=MWgYApOS-4Y

4) http://www.youtube.com/watch?v=Vdf7xrokjB8&feature=related

<TIFF Q&A Oct.19>

1) http://www.youtube.com/watch?v=OjWBCVrLyu4&feature=related

2) http://www.youtube.com/watch?v=AJdMoQnNfM8&NR=1

3) http://www.youtube.com/watch?v=3hAOCs6qxrg&feature=related

主役の黄明(ホァンミン)のブログ:http://blog.sina.com.cn/huangm

東京国際映画祭で来日してからの写真が毎日Upされています↓

http://blog.sina.com.cn/s/blog_4949717e0100fyn3.html

http://blog.sina.com.cn/s/blog_4949717e0100fzik.html

http://blog.sina.com.cn/s/blog_4949717e0100g07l.html

http://blog.sina.com.cn/s/blog_4949717e0100g0uc.html

http://blog.sina.com.cn/s/blog_4949717e0100g21n.html

スター街道を駆け登って行くことでしょう。

■中国:「麦田」

http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=83

中国映画のいわゆるtypicalな。

時代背景は春秋戦国時代末期、秦が趙を滅ぼすところ。趙の牧歌的な田園風景と主演のファン・ビンビンが美しく。木火土金水の日、ゆっくりと時が流れます。

■中国:「愛してる、成都」

http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=81

う~ん、荒削り。

■韓国:「よく知りもしないくせに」

http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=77

途中までしか鑑賞できなかったので残念!映画祭と映画監督が題材なので映画の仕事に携わっているいる人には興味深いテーマ。お金のかかっている映像っていうわけではないですが、ほんわか笑えて和めました。8年ぶりに再会した友人の家で一夜過ごしてそのあとどうなったのだろう?

■台湾:http://ameblo.jp/winds-of-september2/entry-10366081261.html

コメント割愛で。

■香港:「机器侠 Kung-Fu Cybord」(カンフー・サイボーグ)

http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=85

ザッツ・香港エンターテイメント!100%娯楽で面白いッス。しかしまあ、香港のCG技術はスゴいですね。「トランスフォーマー」の技術をここまで取り込んじゃうなんて脱帽。それから、香港・アジア映画好きな人だったら笑えるセリフやシチュエーションがそこここに。最後はホロっと。

■マレーシア:「心魔 At the End of Daybreak」(心の魔)

http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=91

香港ノワールと台湾ニューシネマをうまくブレンドしたような作風ですかね。マレーシアというお国柄、広東語と普通語とマレー語と英語が出てくるマルチ・ランゲージ映画です。マレーシア映画界の動きに注目すべし!とは聞いちょりましたが、ホー・ユーハン監督はさすが、マーティン・スコセッシと師弟関係を結ぶ最終候補3人の一人になっているというのが頷けます。故ヤスミン・アフマド女史とは盟友。現在、日本との合作プロジェクトが進行中とのこと。

■シンガポール:「The Blue Mansion」(青い館)

http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=93

全編英語、時々普通語とマレー語。緻密な脚本設計で傑作でした。その秘密はQ&Aに。この映画の作り、舞台をやっている人には特に響くと思います。グレン・ゴーイ監督、ただ者ではないです。ロンドンで舞台・演劇をアンソニー・ホプキンスとやっていたそうですし、前作「Forever Fever」のあと、ミラマックス社と5年契約をしていたそうな。「青い館」の中では、役者としても出演しています。今回観た東アジア映画の中で一番気に入った作品です。

<TIFF interview>

http://www.tiff-jp.net/report/daily.php?itemid=1247

<TIFF Q&A Oct.18>

1) http://www.youtube.com/watch?v=mYzWivC4XMY

2) http://www.youtube.com/watch?v=TNkZpvKTVCU&NR=1

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それから、今日は、『九月に降る風』のトム・リン監督の盟友、チェン・ヨウチエ監督の長編デビュー作『一年之初』の舞台挨拶@シネマート新宿に行って参りました。『九月に降る風』で新竹の警察署の警察官役だったチェン・ヨウチエ&ホァン・チェンワイのコンビで、二人ともTIFFの『陽陽 Yang Yang』の来日の合間を縫っての舞台挨拶でした。チェン・ヨウチエ監督は日本語ベラベラで、ホァン・チェンワイさんの通訳もしていました。故郷を想う心、”望郷”ってなかなかすぐには出ませんね(笑)。

台湾映画界は、昨年2008年に大きな動きがありましたが、トム・リン監督とチェン・ヨウチエ監督は大注目です。この二人の作品は要チェック!観ておいて損はありません。

2009年10月12日 (月)

羽田空港の整備を優先

羽田空港のアジア用ハブ空港化に向けての動き、大いに賛成です。

アジアのハブ空港の座については何度かこのブログでも記しましたが、東アジア圏の主要都市については、理想、日帰り出張ができるようになって欲しいです。

成田ではタイム・ロスが多すぎます。

台北から夕方便で帰国した場合、成田エクスプレスはサービスが終わってしまっているというアクセスの悪さ。

羽田は、既にソウル、香港、上海とつながっていましたが、先日、北京ともつながりました。来年10月には台北ともつながります。

台北側は更に、既存の桃園国際空港ではなく、松山空港の方とつながることになっていて、一挙に東京との距離が縮まります。ウレシイ!でも、台北-羽田線はビジネス・ユースをターゲットに、価格が高くなりそうです。しょうがない。

台湾って日本の変な政策までマネちゃっているところがあって、国際空港をわざわざ都心部から遠いところに建設してしまって、台北郊外の桃園国際空港も成田なみに不便でした(まあ、でも、リムジン・バスが東京よりも全然安いですし、40分ぐらいで台北市内に行けるので、成田よりもマシですが)。

東アジアが更に緊密化して行くうえで、航空・交通のインフラ整備は不可欠でしたので、時代の流れに沿っている政策だと思います。

東アジア共同体とEU:目の前で起きている世界史の大きなうねり

「東アジア共同体」というコトバがほぼ毎日テレビ・新聞に登場するようになりました。

鳩山首相の韓国→中国訪問。10日の日中韓首脳会談でも「東アジア共同体」についてふれられました。でも、長期的なビジョンとしてはあるものの、まだ具体的ではありません。

片やヨーロッパのEUの方は50年以上の歴史的積み重ねの上に、更に、「EU大統領」を機構化するリスボン条約の発効までカウントダウンの状態まで来ています。難航していたアイルランドで批准されて、後はポーランドとチェコで批准されれば、発効。世界史の流れの中で、非常にエポックメイキング的な出来事になるでしょう。

10月12日付け日経新聞P5に興味深い社説が掲載されていました。「東アジアと日米の結合を」「FTAがつなぐ多極世界」

欧州統合を唱えたクーデン・カレルギーと、「欧州統合の父」ジャン・モネについてふれられていました。

50数年前、欧州統合などという甘い夢は多くの人に揶揄されていました。が、彼らの誇り高い理想と、強い思いが、今日のEUの礎となり、現実化への原動力となりました。

東アジアに同じことができるのでしょうか?

懐疑的な声は多いです。「アジアはヨーロッパに比べて多様で、キリスト教のような強い共通項がないから非現実的だ」という声をよく耳にします。

西アジア・南アジアを含む広域のアジアを指すならば、それを否定することは難しいでしょうが、東アジアに絞ってみれば、ヨーロッパの多様性に比べたら何をかいわんや?

極東の辺境の人間の目から見ると、ヨーロッパがさもシンプルな共通項でまとまっているように見えるのかもしれませんが、いえいえヨーロッパは、西と東、北と南とでは経済・社会・文化は多様です。元々イデオロギーが正反対だった西欧と東欧が同じEUの枠組みに入っているのは奇跡とさえ言えるでしょう。

キリスト教という宗教ですら多様で、宗教的にヨーロッパが一枚岩だと思うのは妄想です。

人間、距離的に遠い場所のことは簡略化して考えがちだと思います。ヨーロッパの人間からすれば、中国も韓国も日本も同じ漢字・儒教圏の黄色人種で、東アジアの多様性って??という感覚なのではないでしょうか。

世界史の流れをみると、地域がまとまって行くのは自然な流れかと思います。地域のまとまりの上に、世界のまとまりが。ローカル⇒リージョン⇒グローバルという三層構造で。

人口減で経済縮小が避けられそうもないローカル・ジャパンとしては、リージョンという枠組みの中で生き延びて行くことを考えて行かなければならない時に来ているのではないでしょうか。そのためには、東アジアの隣人のことをもっと知る努力が必要になって来ると思います。エンターテインメントを通しての学習・交流は一番の近道だと思います。(実際、韓流ドラマがどれだけ韓国文化の理解に貢献したことか!鳩山婦人は韓流ドラマのファンなのだそうですね。)

アジア・リパブリックはそのベクトルで貢献したいと思っています。

エンタメの観点からすると、現在、東アジアの中華圏の音楽を席巻しているのは台北発のC-POPと韓国発のK-POP、映画は大陸+香港、テレビドラマは韓台日、といった感じでしょうか。地理的に東アジアのおヘソの位置にある台湾・香港は、東アジアのエンタメ・コンテンツの交差点。ここで人気を博すると、全中華圏への切符を手にします。

我々としては先ずは台湾発のエンタメにフォーカスしたいと思っています。DNAが騒いでいます。

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